N-S.P.Cウォール工法

ホームN-S.P.Cウォール工法 › 用途と実績工例

用途と実績工例

覆工方式の設計

既設道路の防護

地形地質状況

45°~50°の急斜面が、高さ50~60mまで続く。地質は中生代の石灰岩と砂岩・粘板岩よりなり、石灰岩の転石(φ0.5m~φ1.0m)を含む崖錐堆積物が5~6m程度の厚さで分布。

対策の概要

斜面では転石や浮石等を除去することが望ましいが、民家や交通規制できない道路では常に危険が伴う除去作業は困難である。このような危険を伴う箇所であるため、巻き込み一体化するN-S.P.Cウォール工法で施工した物である。

トンネルの防護

地形地質状況

坑口斜面は高さ100~120m、傾斜60°以上という非常に急峻である。斜面上70°~80°の急崖が存在し、深さ数m程度の岩盤崩落跡が多数あり不安定-岩塊が存在したいる。

対策の概要

地すべりと落石が共存斜面中腹の転石に対してはエアモルタルによる覆工で対処し、斜面上部からの落石に対しては、受け止め方式による防護を行う。また、地すべり対策としてN-S.P.Cパネルを受圧板とした永久アンカーで抑止ものである。